「前より水を飲んでいる気がする」
「トイレの回数、増えてない?」
シニア猫と暮らしていると、こういう小さな変化が妙に気になります。毎日見ているからこそ、はっきり言葉にできない違和感が残るんですよね。
猫の慢性腎臓病は、高齢の猫で気にされることが多い病気のひとつです。ただし、この記事で病気かどうかを判断することはできません。ここでは、飼い主が家で見ておきたい変化と、動物病院へ相談する時に役立つ記録をまとめます。
まず気づきやすい変化
慢性腎臓病に限らず、シニア猫の体調変化は日常の中に出ることがあります。特に見ておきたいのは、次のような変化です。
- 水を飲む量が増えた
- おしっこの回数や量が増えた
- 食欲にムラが出てきた
- 体重が少しずつ減っている
- 毛づやや元気が前と違う
- 寝ている時間が増えた
どれか1つだけで「腎臓病です」とは言えません。でも、いくつか重なっているなら、早めに相談しておく方が安心です。
水を飲む量とトイレは見ておきたい
家で気づきやすいのは、水とトイレです。
水皿の減り方が早くなった。給水器の水を足す回数が増えた。トイレの砂が固まる量が前より多い。こういう変化は、あとから思い返そうとしても意外と曖昧になります。
できれば、1週間だけでもメモを取ると判断しやすくなります。
- 水を足した時間
- 水の減り方
- トイレに行った回数
- おしっこの固まりの大きさ
- 食欲と元気の様子
きっちり測れなくても大丈夫です。「昨日より多い」「朝から何度も行く」くらいのメモでも、診察時に伝えやすくなります。
うちの17歳猫の場合
うちでは、水を飲む量が極端に増えました。それと同時に、おしっこの量も増えました。
正直、最初は気のせいかと思いました。毎日見ていると、逆に変化に慣れてしまうんです。でも、数日続くとやっぱり気になる。そこで、ご飯の時は、水の減り具合を、トイレ掃除の時に固まりの数と大きさをメモするようにしました。役に立ったのは、水飲みの器をメモリのあるタイプに変えたことです。
病院で相談する時も、「多い気がします」より、「この数日はこのくらいです」と言える方が話しやすかったです。
動物病院で相談したいサイン
次のような変化がある時は、様子見だけにせず動物病院へ相談してください。
- 水を飲む量が明らかに増えた
- おしっこの量や回数が急に変わった
- 食欲が落ちている
- 体重が減っている
- 吐く回数が増えた
- 元気がない、隠れる時間が増えた
猫は体調不良を隠しやすいと言われます。だからこそ、飼い主の「いつもと違う」は軽く見ない方がいいです。
検査で確認できること
腎臓の状態は、血液検査や尿検査などで確認されることがあります。BUN、クレアチニン、SDMA、尿比重などの数値を見ることがありますが、数値の読み方は猫の状態によって変わります。
検査結果を見て不安になった時は、ネットだけで判断せず、獣医師に「今の段階で家で気をつけること」を聞いておくと安心です。
家でできる準備
病気を家で診断することはできません。でも、変化に気づく準備はできます。
- 体重を定期的に測る
- 飲水量やトイレの変化をメモする
- 食べた量をざっくり記録する
- 気になる様子は写真や動画に残す
特にシニア猫は、日々の小さな記録があとから役に立ちます。
まとめ
猫の慢性腎臓病は、シニア猫と暮らす飼い主にとって気になるテーマです。
水をよく飲む、おしっこが増えた、体重が減ってきた。こうした変化がある時は、家で記録しつつ、早めに動物病院へ相談してください。
不安をひとりで抱えるより、メモを持って相談する。これだけでも少し動きやすくなります。



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